しゅん(@shun_webdesign)です。こんにちは。
僕はWebデザイナーを目指す上で学習を習慣にするのがとても大変でした。
なぜなら生まれてこの方勉強が嫌いな人だったからです。Webデザイン、Web制作の勉強を始めた当初は「楽しい!これならできるかも!」って思ったのもつかの間、、
当時の僕
どんなに楽しいこと、好きなことでもずっとやってると限界を感じてしまうんです。
何故多くの人は続けられないのでしょうか。
少しでも挫折を防ぐためによくある誤解と僕が業種未経験からデザイナーになるまで気をつけていたことを紹介します。
ただ僕の失敗談だけ紹介しても不安を煽るだけなので、どうやって改善したのかもお話します。
Table of Contents
この記事オススメの方
- 未経験から独学でWebデザイナーを目指している人
- 勉強が苦手な人
- めんどくさがりな人
- 一度決めたことを続けていくのが苦手という人
気をつけたい落とし穴
これは僕が全て失敗した話を元にしています。既に落とし穴に落ちた後で気づいたことを紹介します。
落とし穴①:最初から効率良く勉強しようとしない
効率よく勉強したいのは誰もが思うことで決して間違ってません。むしろ「この勉強法なら続けられる」と思うものがあるならそれで続けていただいて大丈夫です。
問題なのはネットの情報やSNSで調べたことを鵜呑みにすることで「効率のいい勉強のはずなのにできない。自分は向いてないんだ。」と思ってしまうことです。僕はとにかく手を動かすことを第一にして、効率はあとから考えてました。
個人の能力もキャリアも人によって当然違います。自分が出来る範囲から少しずつ積み上げていきましょう。
落とし穴②:「理解した」のと「できる」では全く意味が違う
CSSの中央寄せについてわからないことを調べたとましょう。
あなたにとってCSS中央寄せのわかりやすい記事を発見して問題解決しました。そのあとその見た記事どうしますか?見て理解したつもりになってウィンドウを閉じてないでしょうか。
恐らくその記事はまた調べて読み返す時が来ます。
Webでの勉強は基本パソコンを開いて、わからないことを調べながら進めることがほとんどです。
必ず問題解決に繋がったリンクは記録しておきましょう。ついでに記録した記事を情報発信すれば同じ悩みを持ってる人の解決に繋がるかもしれません。
落とし穴③:他人と自分を比較しない
こちらもよくあることです。
僕も自分より遅く学習を始めた人にWebデザイナー内定の報告をSNSで見て落ち込むこともありました。
他人の動向が気になってしまう人は一度SNSとの距離感を考えたほうがいいです。
僕はスマホからよく見るSNSアプリをアンインストールしてすぐに見れないようにしました。
落とし穴④:詰め込みすぎない
みなさんの仕事ができる人のイメージは「忙しそうでも時間通りに帰って、どんなことも同時並行でそつなくこなす」そんなイメージの方はいるでしょうか。
そんな出来る人のイメージと自分を重ねて、一度にたくさんのことをこなそうとしていませんか?
僕はWebデザインは非常に多種多様なジャンルに関わりが広いものだと思ってます。
HTML/CSS勉強したり、JavaScript、Photoshop、XD、ついでにWebマーケティングも勉強しておこう、なんて思ってたときもありました。いざ業務につけば全部は使わないですし、Webデザインに関連があるからといって闇雲に手を出すと全て中途半端な知識しかつかなくなります。
僕もそうでしたが計画通りに物事が進まないと計画を投げ出して放棄しがちになります。同時並行で計画を進めないように注意が必要です。
続けるためにしたこと:日々の計画、記録を書き続ける
何事も続いてこなかった理由として計画を立てずに見切り発車することが多かったのも原因の一つでした。
こうして取り入れたのが「1日のスケジュールを管理」すること。
もともと忘れっぽい性格というのもあり、振り返りや予定を計画することで事前に物事が頭で整理しやすくなりました。
きっかけはビジネス書籍の「メモの魔力」を読んだのが始まりです。
現在も出来る限り毎日続けるように書いています。
記録として書いたもの
予定を書き込む手帳、手書きのメモ帳、タスク管理アプリのTrelloを使って記録しています。
- 使用したリンク・・・Trelloに保存。(Evernote,NotionなどWeb上で記入できるものに保存)
- 目標・・・計画を続ける前提で成し遂げる目標をTrello、手帳の予定に記入。(例:来年1月に制作会社のWebデザイナーの内定をもらう!等)
- 1日の予定・・・その1日の予定をメモ帳に記録。(例:19:00~21:00 Webデザイン配色についての勉強など)
目標の書き方
登山で言えば山頂という目標に向かって登りますが、山頂がわからないと道を間違えたり、別の山を登ってるのと同じ状態に陥ります。
なぜどうしてなんのために勉強を続けるのか。計画といっても100%計画通りに行くわけではないので「最悪いつまでに転職したいか」など失敗も見込んだ猶予も計画に書きいれてました。
1日の予定の書き方
僕は前職を続けながら勉強していたこともあり、一日のスケジュールをほぼ毎日立てていました。
ページ右側に1日の予定を記入し、右から左にかけて浅く抽象的な表現を具体的に深く掘っていきます。(字が汚いのでわかりやすく図にしました。)
1日の計画を立てる理由は「自己管理」と「振り返り」です。独学で勉強していると必ずどこかで成長を実感できなくなるときがあります。
自分がどれだけ勉強をしたのか?どんなことをしたのか?これを可視化することで細かな気持ちの変化も実感しやすくなります。
振り返りができれば上手く行かずに失敗したとしても、どこから上手く進めなくなったのか?記憶をさかのぼれます。
記入する前に1日の予定(食事、移動、)でどれだけ時間を使ってるか把握してるか?
もし細かく分単位でスケジュールを決めたいときは自分が1日にどれだけ時間を使ってるのか把握して置く必要がありました。
時間を把握すると1日で必ずなにに時間を使ってるのかわからないスキマ時間があります。(主にスマホを見たり等)
そういった時間を学習に当てれるように工夫が必要でした。
続かない、計画どおりに行かないときは…
計画にこだわりすぎないこと
いざ計画を立てて自分の思い通りにいかないと人は考えるのをやめて、計画を放棄してしまうときがあります。
僕自身も毎日計画を守って行動していたわけではありません。
上手く続かないときは出来る範囲までレベルを下げる
レベルを下げるというと聞こえが悪くなりますが、実際に今まで勉強をまともにしてこなかった自分が『毎日1日4時間する!』と目標を決めてもうまく続きませんでした。
勉強も運動と同じく少しの積み重ねです。全く運動もしたことない人がいきなり「毎日10kmランニングする」と目標を立てたとします。
やる気に満ち溢れ走った1日目に比べ、多くの人は次の日に筋肉痛で疲れを感じたり、続けれないと感じてしまうでしょう。
勉強する時間を増やしたり、難しいことに挑戦するにはある程度習慣化した状態でないと頭がオーバーフローして難しいです。
1日10分でも30分でもいいので毎日続けることを考えましょう。いくら短い時間とはいえ、「そんな短時間じゃなにも出来ないでしょ」と軽視すると積み重ねれないです。
まとめ:最大の敵は自分自身だった
ここまで失敗したことを書いてきましたがほとんどは自分自身の勝手な思い込みによって起きるものでした。
「自分ならできる」と思って、いざやってみると上手くいかないことが多かったですが、振り返れば圧倒的に自己理解が足りなかったと痛感することが多かったです。
自己理解も深めれば面接でも自分の考えを順序だてて話やすくもなります。
今回紹介したメモやスケジュールの立て方は自分なりにわかりやすく変更したほうが続きやすいです。
是非僕の記事もブックマークして記録していただければうれしいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。